ホクトアイランドは、収納家具をはじめとして安全で長く使える家具を取り揃えたメーカー直販ショップです。メーカーならではのこだわりとサービスで生活空間を快適にするお手伝いをしたいと考えます
これまでの本棚といえば、手前の本棚が左右にスライドすることにより、後ろにある本棚も使いやすくしたスライド本棚が代表作でした。
しかし、このタイプのスライド本棚には、手前の本棚を左右にスライドさせるために必要なスペースが、デッドスペースとなっていて、さらにそのスペースについ本などを置いてしまうことにより、手前の本棚が左右に動かせないなんてケースもよくあるそうです。
そんなスライド本棚の悩みを一気に解決できる新発想のスライド本棚を3年という月日をかけて開発したのが三列収納書庫です。
三列収納書庫と従来のスライド本棚の違いは、本棚のスライド方法になります。従来のスライド本棚の左右スライドに対して、三列収納書庫は手前に引き出して使いますので、収納スペースに無駄がありません。
スライド部分は、耐荷重100kgのベアリングキャスターが木部に埋め込まれたアルミレールの上を転がる構造になっていますので、本棚に本を載せた状態でもスムーズに引き出すことができ、さらに使用しないときは折りたたむこともできます。
しかもキャスターだけで転がすタイプとは違いますので、畳やじゅうたんなどでもご利用できますし、フローリングでも設置面にキャスター跡などが残らないので安心してお使いいただけます。
また80kgの加重で2万回の走行テストにも合格していますので耐久性も抜群です。この折りたたみスライド機能はホクトの特許でもあります。
三列収納書庫は、商品名でもわかるように本体の中に三列の書庫が入っています。サイズは左側が幅狭タイプ、中央と右側が幅広タイプになっていて、この3つの書庫は単独で使うことができます。
棚板には仕切用の溝があり、収納する本のサイズに合わせてその溝に付属の仕切り板を使用します。 真中で仕切板を使用すれば両側収納、端に仕切板を使用すれば大きく高さのある本が収納できます。
さらにそれぞれの書庫の最下段は、幅狭タイプで奥行23cm、幅広タイプで奥行33cm(高さ33.5cm共通)あるフリースペースとなっていますので、収納しにくいサイズの変形本やアルバム、百科事典などを収納することができます。
あらゆるサイズの本にも対応できるところも三列収納書庫のこだわりです。
下の図にあるように、書庫本体は上部の本棚スペースと下部のフリースペースに分けられます。
本棚スペースには、可動棚(幅広用が10枚、幅狭用が6枚)が付属しますので、本の大きさに合わせて自由に高さを調整できます。
フリースペースには、アルバムや写真集など大きめの本を収納するのに便利です。
また、別売用フリースペース棚板を追加することで、本棚スペースのようにフリースペースを上下で収納することができます。
三列収納書庫の収納力は果たしてどの程度なのか? 一般的な文庫本(厚さ1.8cm)と単行本(厚さ2.4cm)を使用して収納実験に挑戦!
まずは本棚スペースに収納していきます。 幅狭タイプの書庫に文庫本を両側から収納すると約318冊収納することができました。 続いて中央の幅広タイプの書庫に文庫本と単行本を収納してみると文庫本で約157冊、単行本で約88冊が収納できました。右側の書庫は中央の書庫と同じ幅広タイプなので、同様に計算すると三列合計で文庫本が約632冊・単行本が約176冊で合計約808冊収納できました。しかしこの収納力で驚いてはいけません。この数字はまだフリースペースを使用していません。 フリースペースの使い方はいろいろですが、別売用フリースペース棚板を追加すると上下で文庫本が収納できることになりますので、フリースペースに文庫本を収納してみると約150冊収納できました。このフリースペースが3つの書庫についていますので合計で文庫本が約450冊となり、三列収納書庫で文庫本と単行本を収納してみると文庫本で約1,082冊、単行本で約176冊、合計で約1,258冊となります。
お客様の中には、ご自身では組立設置ができないという方もいらっしゃいます。 そんなお客様のご要望にお応えして、組立設置サービス付きをご用意致しました。